「高齢でも入れる死亡保険が、なぜ安く見えるの?」
「月々の保険料が安くても、更新すると高くなるのでは?」
「長生きしたら、支払った保険料が保険金を上回ることはある?」
このような疑問から、「高齢者向け死亡保険には何か特別なからくりがあるのでは」と不安に感じている方もいるでしょう。
結論からいうと、高齢者向け死亡保険に隠された裏技があるわけではありません。多くの商品は、保障額を少額にする、掛け捨てにする、契約を短い期間で更新する、年齢に応じて保険料を変えるといった仕組みによって、高齢者でも加入を検討できるように設計されています。
ただし、現在の月額保険料だけを見て決めるのはおすすめできません。更新後の保険料、保障が続く年齢、累計で支払う金額、告知内容まで確認したうえで、自分や家族に必要な保険か判断することが大切です。
この記事では、高齢者向け死亡保険が成り立つ仕組み、安く見える理由、加入前の注意点、そしてプラス少額短期保険の死亡保険「家族への思いやり」「家族への思いやり 緩和型」についてわかりやすく解説します。
資料請求はこちら契約前に、年齢別の保険料・保障内容・更新条件を資料で確認できます。
高齢者向け死亡保険が成り立つ主な理由は、次の5つです。
この仕組み自体が悪いわけではありません。重要なのは、広告に表示された月額だけでなく、保障額、更新後の保険料、保障の終了年齢、支払総額を確認してから判断することです。
高齢者向け死亡保険では、働き盛りの世帯主が遺族の生活費を残すための数千万円規模の保障ではなく、葬儀費用や遺品整理費用などに充てる少額保障を中心とする商品があります。
保障額が小さければ、保険会社が1件の死亡に対して支払う金額も抑えられます。これが、高齢者でも検討しやすい保険料を実現できる理由の一つです。
掛け捨て型は、保険料のうち将来の解約返戻金を積み立てないため、貯蓄性のある保険より月々の保険料を抑えやすくなります。
また、保険期間を1年として毎年更新する商品では、その時点の年齢に応じたリスクを保険料へ反映できます。「1年更新だから1年後に必ず加入できなくなる」という意味ではありませんが、更新条件や更新可能年齢は必ず確認しましょう。
一般に、年齢が上がるほど死亡する確率は高くなるため、同じ保障額を続ける場合は保険料が高くなる傾向があります。
高齢者向け保険の広告では加入時点の保険料が目立ちやすいため、現在の金額だけでなく、5年後・10年後の保険料を確認することが重要です。
死亡保険では、年齢だけでなく、現在の治療状況、最近の入院・手術、一定期間内の病気などについて告知を求められることがあります。
告知項目が詳しい通常型と、告知項目を少なくした引受基準緩和型では、加入のしやすさだけでなく保険料なども異なります。持病があるからといって、最初から緩和型だけに絞る必要はありません。
広告で「月々○○円から」と表示されていても、その金額がすべての人に当てはまるわけではありません。保険料を見るときは、次の条件をセットで確認しましょう。
たとえば月額1,000円でも、死亡保険金が少額である場合や、年齢が上がると同じ保障を保つための保険料が増える場合があります。
反対に、月々の支払額を一定にする「保険料建て」の契約では、年齢に応じて保険金額が減少する商品もあります。保険料が変わらないのか、保障額が変わらないのかを区別して確認しましょう。
プラス少額短期保険の「家族への思いやり」「家族への思いやり 緩和型」は、1年ごとに契約期間が満了する掛け捨て型の保険です。
保険料は、89歳までは5歳刻みの年齢区分で変動し、90歳以降は1歳ごとに変動します。更新によって新しい年齢区分に移ると、保険料が上がります。
長く加入を続けた場合、累計で支払う保険料が死亡保険金額を上回る可能性はあります。特に、更新時に保険料が上がる商品では、加入時の月額を単純に年数倍するだけでは正確に計算できません。
厚生労働省の令和7(2025)年簡易生命表では、65歳の平均余命は男性19.68年、女性24.52年、75歳では男性12.24年、女性15.88年です。高齢で加入する場合でも、保険料を10年以上支払う可能性を考えておく必要があります。
※出典:厚生労働省「令和7(2025)年簡易生命表の概況」
ただし、累計保険料が保険金額を上回る可能性があるからといって、必ずしも保険が無意味とは限りません。保険には、預貯金が十分に貯まる前でも、契約後から一定の死亡保障を準備できるという役割があります。
| 比較項目 | 更新型・掛け捨て | 終身保険 | 預貯金 |
|---|---|---|---|
| 備えられる時期 | 契約後から所定の保障 | 契約後から所定の保障 | 貯まった金額まで |
| 保険料・積立 | 更新で変わる場合がある | 契約時から一定の商品もある | 自分で積み立てる |
| 解約時 | 解約返戻金がない商品が中心 | 解約返戻金がある商品もある | 残高を利用できる |
| 高齢者の検討 | 少額保障の商品を探しやすい | 加入年齢・保険料に注意 | 健康状態に左右されない |
| 主な役割 | 葬儀費用など不足分の準備 | 長期的な死亡保障 | 用途を限定しない資金準備 |
すでに葬儀費用や死後整理費用を十分に預貯金で準備できている場合は、新たな死亡保険が必要ないこともあります。
一方、預貯金だけでは不足する可能性があり、急な支出を家族に負担させたくない場合は、必要な金額だけ保険で補う考え方があります。
少額短期保険業は、一定の事業規模の範囲で、少額かつ短期の保険を引き受ける制度です。
金融庁によると、少額短期保険の生命保険・医療保険の保険期間は1年、疾病による死亡・重度障害の保険金額は300万円が上限とされています。
また、少額短期保険業者は金融庁の登録・監督を受け、責任準備金制度や重要事項説明義務などがあります。一方、保険会社にある公的セーフティネットはなく、保証金の供託制度が設けられています。
※出典:金融庁「少額短期保険業制度について」
保険の必要性は、年齢だけでは決まりません。すでにある預貯金や保険、家族構成、葬儀の希望、毎月支払える金額を整理したうえで判断しましょう。
新規で申し込める年齢
「最長99歳まで保障」と「99歳で新規申込み可能」は異なります。
更新できる年齢
何歳まで更新でき、その後の保障をどうするか確認します。
現在の月払保険料
年齢・性別・保障額・払込方法が自分の条件と合っているか確認します。
5年後・10年後の保険料
年金生活になっても無理なく継続できるか考えます。
受け取れる死亡保険金額
月額だけでなく、死亡時にいくら受け取れるかを確認します。
告知項目
持病・通院・服薬歴などを正しく告知する必要があります。
保険金が支払われない場合
免責事由や告知義務違反などを重要事項説明書で確認します。
掛け捨て・解約返戻金の有無
途中で解約したときに戻るお金があるか確認します。
資料請求は契約ではありません。ご本人やご家族で比較してから検討できます。
プラス少額短期保険の「家族への思いやり」は、人生100年時代の万が一に、少額から備えられる死亡保険です。
死亡保険金額は、50万円、100万円、150万円、200万円、250万円、300万円のコースから選べます。
保険料は月々1,000円台から設計できるため、高額な死亡保障ではなく、葬儀費用や遺品整理費用など、家族に残したい金額に合わせて検討したい方に向いています。
「家族への思いやり 緩和型」は、保険契約の引受基準を緩和した死亡保険です。4つの告知で申込みを検討でき、持病や通院歴が気になる方にも検討しやすい内容です。
また健康状態によっては、通常型の「家族への思いやり」を申し込める場合があるため、申し込めるかご不安な方は、資料や問合せにてご確認ください。
健康状態に大きな不安がない場合は、まず通常型の「家族への思いやり」の告知内容を確認します。
持病がある、継続して通院している、過去の入院・手術が気になるなど、通常型への申込みが難しい可能性がある場合は「家族への思いやり 緩和型」を比較しましょう。
| 比較項目 | 家族への思いやり | 家族への思いやり 緩和型 |
|---|---|---|
| 主な対象 | 通常の告知で検討できる方 | 持病や通院歴が気になる方 |
| 告知 | 健康状態を詳しく告知 | 4つの告知 |
| 新規申込年齢 | 満20~89歳 | 満20~89歳 |
| 更新可能年齢 | 最長99歳 | 最長99歳 |
| 契約形態 | 1年更新・掛け捨て | 1年更新・掛け捨て |
※緩和型は責任開始日から6か月以内に支払事由が発生した場合、死亡保険金の支払額は50%に削減されます。
持病があるからといって、通常型に申し込めないと決まっているわけではありません。健康状態について詳しく告知することで、保険料が割増されていない通常型に申し込める場合があります。
どちらが合うか迷う場合は、両商品の資料を取り寄せ、告知項目・保険料・保障内容を見比べてください。
いいえ。高齢者でも加入を検討できるように、保障額、保険期間、保険料、告知条件を調整した商品です。ただし、広告の月額だけで判断せず、契約条件を確認する必要があります。
月額だけでは判断できません。死亡保険金額、更新後の保険料、累計保険料、保障終了年齢を合わせて確認してください。
「家族への思いやり」「家族への思いやり 緩和型」は、90歳以降、保険料が1歳刻みで変動します。更新後の保険料を保険料表で確認してください。
累計保険料が死亡保険金額を上回る場合はあります。ただし、保険は加入後から保障を準備する役割があるため、単純な支払総額だけでなく、預貯金額や家族の負担も含めて判断します。
必ずしもそうではありません。まず通常型の告知内容を確認し、難しい場合に緩和型を比較する方法があります。
高齢者向け死亡保険の「からくり」は、隠された仕組みというより、保障額・保険期間・保険料・告知条件の組み合わせです。
プラス少額短期保険の「家族への思いやり」「家族への思いやり 緩和型」を検討する場合も、現在の保険料だけでなく、更新後の保険料、保障内容、告知事項を確認したうえで、無理なく続けられるか判断してください。
家族と確認する資料を取り寄せる「家族への思いやり」「家族への思いやり 緩和型」の資料を無料でお届けします。
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