発達障害・ADHDだと生命保険に入れない?グレーゾーン・通院・服薬と告知を解説

発達障害・ADHDだと生命保険に入れない?グレーゾーン・通院・服薬と告知を解説
発達障害・ADHDだと生命保険に入れない?グレーゾーン・通院・服薬と告知を解説

発達障害やADHD(注意欠如・多動症)の診断を受けている方、通院・服薬中の方から、「生命保険には入れないのでしょうか」というご相談があります。結論からお伝えすると、診断名だけで加入できないと一律に決まるわけではありません。ただし、商品ごとの告知項目に対し、受診・検査・治療・投薬などの事実を正確に伝える必要があります。

この記事の結論

発達障害・ADHDがある方も、生命保険を検討できる場合があります。加入できるかどうかは、診断名だけではなく、現在の健康状態、通院・服薬、入院・手術歴、商品ごとの告知内容などを踏まえて判断されます。

まずは「自分は入れない」と決めつけず、保障内容と正式な告知項目を資料で確認することが大切です。

加入条件と保障内容を、手元の資料で確認できます

資料請求は無料です。契約を確約するものではなく、告知項目・保障内容・注意事項を比較するためにご利用いただけます。

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目次

  1. 発達障害・ADHDでも生命保険に入れる可能性はあります
  2. 発達障害・ADHDとは
  3. 加入可否を考えるときの5つの確認ポイント
  4. グレーゾーン・未診断なら告知しなくてよい?
  5. ADHDで通院・服薬中の場合に確認したいこと
  6. 通常型と引受基準緩和型は何が違う?
  7. 発達障害・ADHDの方には死亡保険「家族への思いやり」、生命保険「スマート共済」がおすすめ
  8. 告知で気をつけたい3つのこと
  9. 資料請求・申込み前に準備したい情報
  10. 今回の商品が適さない可能性がある方
  11. よくある質問

発達障害・ADHDでも生命保険に入れる可能性はあります

生命保険の申込みでは、保険会社が定める告知項目に回答します。確認される内容は商品によって異なり、診断名だけではなく、最近の受診、検査、治療、投薬、入院、手術などが質問されることがあります。

そのため、同じ「ADHD」という診断を受けていても、現在の治療状況や併存する病気、申込みをする商品の告知項目によって、取り扱いが異なる場合があります。

大切なポイント

「発達障害なら入れない」「服薬していれば必ず断られる」と自己判断する必要はありません。一方で、「発達障害は病気ではないから書かなくてよい」と自己判断することも避け、告知書で質問された事実に正確に答えましょう。

プラス少額短期保険では、死亡保障を中心とした「家族への思いやり 緩和型」と、入院保障を基本に必要な保障を組み合わせる「スマート共済」をご用意しています。どちらも加入を保証する商品ではありませんが、保障目的と告知項目を確認したうえで検討できます。

発達障害・ADHDとは

厚生労働省は、発達障害について、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などの脳機能の障害で、通常は低年齢で現れるものと整理しています。現在は「注意欠如・多動症」という呼び方も使われます。※1 厚生労働省「発達障害者支援施策」および「発達障害の理解」2019年

国立精神・神経医療研究センターは、発達障害には自閉スペクトラム症、ADHD、限局性学習症などが含まれ、同じ障害名でも特性の現れ方が異なったり、ほかの発達障害や精神疾患を併せ持ったりすることがあると説明しています。※2 国立精神・神経医療研究センター「発達障害(神経発達症)」

つまり、発達障害は一つの状態を表す言葉ではありません。保険の検討でも、名称だけで結論を出すのではなく、一人ひとりの状況と、申込みを検討する商品の質問内容を照らし合わせる必要があります。

加入可否を考えるときの5つの確認ポイント

生命保険への加入を検討する際は、次の5点をあらかじめ整理しておくと、資料や告知書を確認しやすくなります。

1.診断名と診断された時期

ADHD、自閉スペクトラム症などの診断名に加え、いつ診断されたか、現在も診療を受けているかを確認します。診断名が変わったことがある場合は、以前の診断も分かる範囲で整理しておきましょう。

2.通院の状況

初診日、直近の受診日、通院の頻度、診察・カウンセリング・検査の内容などを整理します。医療機関へ行った事実そのものを質問する告知項目もあります。

3.服薬の状況

現在飲んでいる薬の名称、服用を始めた時期、処方を受ける頻度を確認します。薬の処方だけを受けた場合も、「投薬を受けた」に含む告知項目があります。

4.入院・手術歴

発達障害とは直接関係しない病気やけがであっても、一定期間内の入院や手術を質問されることがあります。年、病名、入院日数、手術名を分かる範囲でまとめます。

5.併存する病気や現在の状態

発達障害のほかに、うつ病、不安症、てんかん、睡眠の問題などで診療を受けている場合は、その状況も確認します。商品によって質問の範囲が異なるため、該当するか分からない場合は、質問文を省略せずに読みましょう。

告知項目を、申込み前に落ち着いて確認したい方へ

死亡保障を中心に検討する方は、「家族への思いやり 緩和型」の資料で保障内容と注意事項をご確認いただけます。

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グレーゾーン・未診断なら告知しなくてよい?

「発達障害のグレーゾーン」は、一般に、発達の特性や困りごとがあるものの、正式な診断に至っていない状態などを表す言葉として使われます。正式な医学的診断名ではありません。

診断名がない場合でも、告知書が「過去○年以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたか」と質問しているなら、受診や検査の事実が回答の対象になることがあります。

診断名が確定していないことと、告知する事実がないことは同じではありません。

生命保険協会の裁定事例には、発達障害の病名が確定していないケースでも、保険会社が質問していた期間内に診察・検査を受けていた事実が告知対象と判断された例があります。これは個別事例であり、すべての契約に同じ結論が当てはまるわけではありませんが、自己判断で受診歴を省かないことの重要性を示しています。※3 一般社団法人生命保険協会 裁定審査会「事案25-78 告知義務違反解除取消請求」2014年

現在の状況 確認したいこと 考え方
医療機関を受診していない 告知書が何を質問しているか 診断の有無だけでなく、ほかの健康状態に関する質問にも回答します。
相談・検査を受けたが未診断 受診日、検査、経過観察の有無 質問期間に該当する受診・検査の事実は、診断未確定でも回答が必要な場合があります。
医師から「疑い」と言われた 通院、検査、治療、投薬の有無 「病名がないから不要」と判断せず、告知質問に沿って回答します。
過去に受診し、現在は通院していない 告知書が定める過去の期間 期間外なら質問の対象外となる場合があります。日付を確認します。

ADHDで通院・服薬中の場合に確認したいこと

ADHDの治療で定期的に通院し、薬の処方を受けている場合でも、それだけであらゆる保険に加入できないと決まるわけではありません。ただし、通常型の保険では、最近の診察や投薬、一定期間内の治療歴などが告知項目に含まれることがあります。

プラス少額短期保険の「家族への思いやり」の通常型では、最近3か月以内の診察・検査・治療・投薬や、過去の継続した診療など、複数の告知項目を確認します。告知項目に該当する場合は、通常型ではなく「持病のある方向け」の保険料・商品を確認する流れです。

一方、「家族への思いやり 緩和型」のインターネット申込みでは、最近の入院・手術の勧奨、過去1年以内の入院・手術、所定の病気、要介護認定など4つの告知項目を確認します。いずれかに該当する場合はインターネットでは申し込めませんが、資料請求後、書面の告知書で健康状態を詳しく伝えることにより、申し込める場合があります。

服薬している方が確認する順番

  1. 欲しい保障が死亡保障か、入院保障も必要かを決める
  2. 商品ページや資料で、実際の告知質問を読む
  3. 質問された期間内の通院・服薬・入院・手術を整理する
  4. 該当の有無を自己都合で解釈せず、質問文どおりに回答する
  5. 分からない点は、資料請求後に確認してから申込みを検討する

通常型と引受基準緩和型は何が違う?

「引受基準緩和型」とは、通常型に比べて健康状態に関する引受基準を緩和した保険です。告知項目が少ない、または質問の範囲が限定されている一方で、保険料や契約当初の保障などに違いが設けられることがあります。

比較項目 通常型 引受基準緩和型
健康状態の確認 受診、投薬、入院、手術、所定の病気などを比較的詳しく確認 通常型より質問や基準を限定
向いている可能性がある人 告知項目に該当せず、保険料を抑えたい人 持病や治療歴があり、通常型への申込みに不安がある人
保険料 一般に緩和型より抑えられる場合がある 通常型より割増されることがある
契約当初の保障 商品ごとの規定による 一定期間、保険金・給付金が削減される商品がある
加入可否 いずれも加入を保証するものではなく、告知内容等にもとづく引受判断があります。

発達障害・ADHDの方には死亡保険「家族への思いやり」、生命保険「スマート共済」がおすすめ

当社では発達障害やADHDの方からの資料請求やお問合せを頂くこともございます。その中でそういった方々が良く検討されている保険としては次の2商品です。目的に合わせてご一読いただき、保険選びの参考にしてください。

第一推奨:死亡保障を中心に考える方
家族への思いやり 緩和型

保険契約の引受基準を緩和した死亡保険です。少ない告知で申込めるので、健康に不安がある、発達障害など診断されている方でも検討しやすく、加入目的として亡くなったときの葬儀費用、遺品整理費用、家族の生活費などに備えたい方が検討できます。

申込年齢満20歳~89歳
更新最長99歳まで
死亡保険金額50万円~300万円のコース
入院への備え特約で1回5万円または10万円
保険料月々1,000円台から
支払いプラン保険金建て/保険料建て

こちらの死亡保険では、保険料が月々1,000円台からのお手頃な料金で加入ができます。最大300万円までの幅広い保険金プランでご状況やご事情に合わせたコースを選ぶことができるため、健康不安など、マイナスな面があっても遺されたご家族を守りたい方に検討しやすいです。

「家族への思いやり 緩和型」の資料を無料でお届けします

保障内容、告知項目、保険料、契約当初の注意点を手元でご確認ください。

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第二推奨:入院・手術にも備えたい方
スマート共済

入院保障を基本に、手術、先進医療、死亡の保障を必要に応じて組み合わせる生命保険です。死亡保障だけでなく、病気やけがによる入院にも備えたい方が検討できます。

申込年齢満20歳~89歳
更新最長99歳まで
告知たった1項目だけでOK
組み合わせ入院・手術・先進医療・死亡
保険料月々1,000円台から
向いている方持病などで保険を諦めていた方

こちらの保険も保険料は月々1,000円台からの少ない負担で申込めて、また入院保障は1日3,000円~8,000円、手術保障は1回3万円~10万円、死亡保障は50万円~300万円から選べます。最大の特徴として"申込むための告知項目が一つだけ"なので、発達障害、ADHDの他に持病をお持ちで他社の保険を断られてしまった方でも検討しやすいです。

死亡保障と入院保障をまとめて確認したい方へ

スマート共済の保障の組み合わせ、告知項目、注意事項を資料でご確認ください。

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告知で気をつけたい3つのこと

1.質問された内容に、事実をそのまま答える

告知は、自分が重要だと思う病気だけを伝える手続きではありません。保険会社が質問した期間と内容に沿い、診察、検査、治療、投薬、入院、手術などの事実を正確に回答します。

2.診断名がないから不要、と自己判断しない

グレーゾーンや検査中の場合でも、質問が受診・検査の事実を尋ねていれば、回答が必要になることがあります。反対に、質問されていないことを推測で大量に書くのではなく、告知書の案内に沿ってください。

3.募集人に話しただけで告知が完了したと思わない

少額短期保険の募集人には告知受領権はないため、口頭で告知内容を伝えただけでは、正式な告知とはなりません。そのため当社の商品についても、申込画面や告知書の所定欄に、ご本人が正確に入力・記入してください。

生命保険協会の2023年の裁定事例には、ADHD等に関する告知がなかったことを理由に契約が解除され、解除取消しの請求が認められなかった例があります。個別事例ではありますが、告知を申込者本人が確認し、所定の方法で回答する重要性が分かります。※7 一般社団法人生命保険協会 裁定審査会「事案2023-52 契約解除取消等請求」2023年

資料請求・申込み前に準備したい情報

資料が届いたら、次の情報を手元に置いて告知項目と照らし合わせると、確認が進めやすくなります。ご本人だけで整理しにくい場合は、同意のうえでご家族と一緒に確認してもよいでしょう。

  • 現在の診断名と、診断を受けた時期
  • 初診日と直近の受診日
  • 通院の頻度と診療内容
  • 現在および過去に処方された薬
  • 過去の入院日、入院期間、手術名
  • 健康診断で指摘された内容
  • 発達障害以外に治療中の病気
  • 欲しい保障の目的と金額

今回の商品が適さない可能性がある方

当社の商品は、すべての方に最適とは限りません。次に該当する場合は、資料を確認したうえで、ほかの選択肢も含めて検討してください。

  • 大きな死亡保障が必要な方:少額短期保険には保険金額などの制度上の上限があります。当社の死亡保障だけでは必要額に届かない場合があります。
  • 終身で保険料が変わらない商品を希望する方:今回ご紹介した商品は1年更新で、年齢等に応じて保険料が変わります。
  • 貯蓄性を重視する方:掛け捨て型であり、解約返戻金を貯蓄目的で利用する商品ではありません。
  • がん診断一時金など特定疾病専用の保障が必要な方:今回の商品は専用のがん保険ではありません。
  • 現在の保障で十分な方:重複加入により保険料負担が増える可能性があります。現在の契約を解約してから新しい保険へ申し込むことは避け、先に新契約の成立を確認してください。

保険へ入ること自体が目的ではありません。必要な保障額、家計への負担、現在の貯蓄、公的保障を確認し、必要な分だけを検討しましょう。

発達障害・ADHDと生命保険に関するよくある質問

ADHDで薬を飲んでいると、生命保険には入れませんか?

服薬していることだけで、すべての生命保険に入れないと一律に決まるわけではありません。ただし、商品によって最近の投薬や継続治療を告知する必要があります。質問された期間と内容に沿って回答し、通常型と緩和型を比較してください。

発達障害の診断を受けていなければ、告知しなくてよいですか?

診断名がない場合でも、告知書が受診、検査、治療、投薬などの事実を質問していれば回答が必要になることがあります。「グレーゾーンだから不要」と自己判断せず、質問文を確認してください。

ADHDであることを告知しなかった場合、どうなりますか?

質問された事実を故意または重大な過失により告げなかった場合、告知義務違反として契約や特約が解除され、保険金・給付金を受け取れないことがあります。判断に迷う場合は、所定の窓口へ確認してください。

生命保険へ加入した後にADHDと診断されたら、契約はなくなりますか?

契約後に新たに診断されたことだけを理由に、直ちに契約がなくなるとは限りません。ただし、申込み時点ですでに質問対象となる受診・検査等があり、それを正しく告知していなかった場合は別です。契約内容と告知時点の事実をご確認ください。

発達障害のある子どもの生命保険もこの記事と同じですか?

基本的に告知質問へ正確に答える点は共通しますが、子ども向け保険、学資保険、医療保険では、保障目的や告知項目が異なります。今回ご紹介した当社商品は満20歳以上が申込対象です。

引受基準緩和型なら必ず入れますか?

必ず入れるわけではありません。通常型より引受基準を緩和した商品ですが、告知項目や申込内容にもとづく判断があります。商品によって保険料や契約当初の保障にも違いがあるため、資料と重要事項説明書をご確認ください。

資料請求をすると、必ず申し込まなければなりませんか?

いいえ。資料請求は、保障内容、告知項目、保険料、注意事項を確認するためのものです。内容が合わない場合は申し込む必要はありません。

まとめ:診断名だけで決めつけず、告知項目を資料で確認しましょう

発達障害やADHDがあるからといって、生命保険へ加入できないと一律に決まるわけではありません。大切なのは、商品ごとの告知項目を読み、質問された受診・検査・治療・投薬、入院・手術などの事実を正確に回答することです。

死亡保障を中心に考える方には「家族への思いやり 緩和型」、入院や手術への備えも検討したい方には「スマート共済」が候補になります。ただし、どちらも加入を保証する商品ではなく、保障額や更新、契約当初に支払額が削減される期間があるなどの注意点があります。

まずは資料で、告知項目と保障内容をご確認ください

ご本人だけでなく、ご家族と一緒に比較するためにもお使いいただけます。内容が合わない場合、申込みは不要です。

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