公開日:2026年6月18日 更新日:2026年6月18日
定年後、「今の生命保険を続けるべきか」「死亡保障を減らしてもよいのか」「持病があっても入れる保険はあるのか」と悩む方は少なくありません。
定年を迎えると、収入・家族構成・住宅ローン・医療費への不安などが現役時代とは変わります。そのため、生命保険も現役時代と同じ内容のまま続けるのではなく、いまの生活に合っているかを確認することが大切です。
結論からいうと、定年後の生命保険は「高額な死亡保障をそのまま持つ」よりも、家族に迷惑をかけないための死亡保障と、入院・手術など医療費への備えをバランスよく考えることがポイントです。
それら2つをそれぞれ備えるなら、プラス少額短期保険の死亡保険「家族への思いやり」、告知1つで申込める生命保険「スマート共済」がおすすめです。
今回の記事から、定年後の生命保険の選び方と考え方を踏まえて、ご家族に負担をかけない保険選びを考えていきましょう。
定年後の保険を見直したい方へ
「葬儀費用や家族への負担に備えたい」「持病があっても検討できる保険を探したい」「入院や手術にも備えたい」という方は、まずは保険料を確認してみましょう。
目次
定年後の生命保険は、すべての方に同じように必要なわけではありません。
子どもが独立している、住宅ローンを完済している、貯蓄が十分にあるという方は、現役時代ほど大きな死亡保障は必要ないケースがあります。
一方で、配偶者の生活費が心配な方、葬儀費用や遺品整理費用を家族に負担させたくない方、持病があり新しい保険に入りにくいと感じている方は、定年後も一定の死亡保障を残しておく意味があります。
現役時代の生命保険は、万が一のときに家族の生活費、子どもの教育費、住宅ローンなどを支える目的で加入していることが多いです。
しかし定年後は、子どもの独立や住宅ローン完済などにより、必要な死亡保障額が小さくなることがあります。
そのため、定年後の生命保険は「いくら大きな保障を持つか」ではなく、「何のために保障を残すか」で考えることが大切です。
| 見直しの視点 | 定年後に考えたいこと |
|---|---|
| 死亡保障 | 家族の生活費、葬儀費用、遺品整理費用、相続時の整理資金など、残された家族に必要な金額を確認します。 |
| 医療保障 | 入院、手術、先進医療など、年齢とともに不安が大きくなりやすい保障を確認します。 |
| 保険料 | 年金生活に入っても無理なく払い続けられる保険料かを確認します。 |
| 健康状態 | 持病や通院歴がある場合、通常の保険だけでなく、引受基準緩和型や限定告知型も選択肢になります。 |
定年後に生命保険を見直す理由は、主に「収入」「家族構成」「医療費」「平均余命」の変化です。
定年後は、給与収入から年金収入中心の生活に変わる方が多くなります。毎月の保険料が現役時代と同じでも、収入が変わることで負担感が大きくなることがあります。
厚生労働省の公的年金統計では、令和6年度末現在の老齢年金受給権者の平均年金月額は、厚生年金保険(第1号)が150,289円、国民年金が59,310円です。なお、厚生年金保険(第1号)の平均年金月額には基礎年金月額が含まれています。
※出典:厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」参考資料2「年齢別老齢年金受給権者数及び平均年金月額」年金額は人によって異なりますが、定年後は「保障を残すこと」と同じくらい、「保険料を払い続けられること」も重要です。
定年後の保険を考えるときは、「何歳まで備えるか」も重要です。
厚生労働省の令和6年簡易生命表では、65歳時点の平均余命は男性19.47年、女性24.38年です。つまり、65歳から平均して男性は80代半ば、女性は90歳前後までの生活を見据える必要があります。
※出典:厚生労働省「令和6年簡易生命表」/e-Stat「生命表 簡易生命表」医療保険や死亡保険の保障期間が途中で終わる契約の場合、定年後に保障の空白が生まれることがあります。現在加入している保険が「いつまで保障されるのか」を確認しましょう。
年齢を重ねると、病気やケガによる入院・手術の不安も大きくなります。
厚生労働省の令和5年度国民医療費の概況では、人口一人あたり国民医療費は65歳未満が218,000円、65歳以上が797,200円です。
※出典:厚生労働省「令和5年度 国民医療費の概況」年齢階級別国民医療費また、令和5年患者調査では、退院患者の平均在院日数は総数で28.4日、65歳以上で35.5日です。
※出典:e-Stat「令和5年患者調査 全国編 第7-3表 退院患者平均在院日数の年次推移,年齢階級別」公的医療保険や高額療養費制度により、医療費の自己負担を抑えられる仕組みはあります。ただし、入院時の日用品、家族の交通費、差額ベッド代、退院後の生活準備費用などは、家計から支出することがあります。
定年後の死亡保障は、現役時代のように大きな金額を前提にする必要はありません。
大切なのは、「万が一のとき、家族がすぐに困らないためにいくら必要か」を整理することです。
定年後に死亡保障を残す目的は様々ですが、当社プラス少額短期保険で死亡保険をご検討頂くお客様からは、主に次のような目的で考える方が多いです。
| 目的 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 葬儀関連費用 | 葬儀、納骨、お墓、法要など、家族に準備してほしい内容を確認します。 |
| 遺品整理費用 | 住まいの片付け、家財処分、各種手続きにかかる費用を想定します。 |
| 配偶者の生活費 | 配偶者の年金額、貯蓄額、住居費、生活費を確認します。 |
| 未払い費用の整理 | 医療費、公共料金、クレジットカード、税金など、亡くなった後に発生する支払いを確認します。 |
| 相続時の整理資金 | 相続手続き、専門家への相談費用、不動産の整理などが必要か確認します。 |
葬儀費用や遺品整理費用は、地域、家族構成、宗教・宗派、住まいの状況によって大きく変わります。そのため、民間調査の相場で保障額を考えるよりも、ご自身の家族ごとの希望や支出予定から必要額を考える方法をおすすめします。
定年後の死亡保障は、次のように考えると整理しやすくなります。
必要な死亡保障額の考え方
家族に残したい費用 − すでに準備できているお金 = 保険で備えたい金額
「家族に残したい費用」には、葬儀関連費用、遺品整理費用、配偶者の当面の生活費、未払い費用の整理資金など。
「すでに準備できているお金」には、預貯金、退職金、死亡退職金、配偶者の収入、遺族年金など。
この差額が大きい方は死亡保障を残す必要性が高く、差額が小さい方は保障を小さくする、または解約を検討したほうが良い場合があります。
大きな死亡保障ではなく、家族のための少額保障を検討したい方へ
死亡保険「家族への思いやり」は、50万円から300万円まで幅広いプランを選択できます。定年後に大きな死亡保障ではなく、家族への負担に備える死亡保障を検討したい方に向いています。まずは保険料を確認してみましょう。
定年後の生命保険は、必要な人と不要な人に分かれます。現在の家計や家族構成をもとに確認しましょう。
| 必要性が高い人 | 理由 |
|---|---|
| 配偶者の生活費が心配な人 | 自分に万が一のことがあった後、配偶者の年金や貯蓄だけでは生活費が不足する可能性があります。 |
| 葬儀費用や遺品整理費用を家族に負担させたくない人 | 死亡後すぐに必要になる費用を、保険金で準備できる可能性があります。 |
| 子どもや家族に迷惑をかけたくない人 | 家族が急な支出に困らないよう、一定の死亡保障を残す考え方があります。 |
| 持病があり、将来の保険加入に不安がある人 | 健康状態によっては、加入できる保険が限られることがあります。早めの確認が大切です。 |
| 入院や手術への備えも不安な人 | 死亡保障だけでなく、入院・手術・先進医療への備えも検討する余地があります。 |
| 不要または小さくできる人 | 理由 |
|---|---|
| 貯蓄で十分に備えられる人 | 葬儀関連費用や医療費を預貯金でまかなえる場合、死亡保障を小さくできる可能性があります。 |
| 配偶者の生活資金が十分にある人 | 配偶者自身の年金や資産で生活できる場合、大きな死亡保障は不要になりやすいです。 |
| 扶養している家族がいない人 | 家族の生活費を残す必要が少ない場合、死亡保障の目的を限定できます。 |
| 保険料が家計を圧迫している人 | 保障を残すことよりも、毎月の生活費を守ることを優先したほうがよい場合があります。 |
定年後の生命保険は、家族構成や健康状態によって選び方が変わります。ここでは代表的なタイプ別に、見直しの方向性を整理します。
夫婦のみの世帯では、配偶者の生活費と葬儀関連費用を中心に考えます。
配偶者に十分な年金や貯蓄がある場合は、大きな死亡保障は不要になりやすいです。一方で、配偶者の年金額が少ない、住居費が続く、医療費への不安がある場合は、一定の死亡保障を残す選択肢があります。
このタイプの方は、死亡保険「家族への思いやり」で家族への負担に備えつつ、入院や手術への不安がある場合は生命保険「スマート共済」をあわせて検討すると整理しやすいです。
独身の方は、残された家族の生活費よりも、自分の葬儀関連費用、入院時の費用、身の回りの整理費用を中心に考えるとよいでしょう。
死亡保障は大きくなくてもよい場合がありますが、兄弟姉妹や親族に手続きをお願いする予定がある方は、死亡保険金で一定の資金を残す考え方もあります。
医療面では、入院や手術が必要になったときに頼れる家族が近くにいるか、入院時の支払いを自分で準備できるかを確認しましょう。
「子どもに費用面の負担をかけたくない」という理由で、定年後も死亡保障を残したい方は多くいます。
この場合、現役時代のような高額保障ではなく、家族がすぐに使えるお金を残す目的で、少額の死亡保障を検討するとよいでしょう。
「家族への思いやり」は、家族への負担に備える死亡保険として検討しやすい商品です。
持病がある方や、過去に入院・手術をした方は、「保険に入れないかもしれない」と感じることがあります。
通常の保険で加入が難しい場合でも、告知項目を限定した保険や引受基準を緩和した保険を検討できる場合があります。
プラス少額短期保険では、死亡保障を検討したい方には「家族への思いやり緩和型」、入院・手術なども考えたい方には「スマート共済」が選択肢になります。
定年後の生命保険を考える方に向いているプラス少額短期保険の商品として、「家族への思いやり」「家族への思いやり緩和型」「スマート共済」があります。
それぞれ役割が異なるため、死亡保障を重視するのか、持病があっても検討しやすい保険を探すのか、入院や手術にも備えたいのかで選び方が変わります。
定年後の不安別 おすすめ商品の考え方
| 商品 | 向いている方 | 記事内での検討ポイント |
|---|---|---|
| 家族への思いやり | 家族への負担に備える死亡保障を持ちたい方 |
死亡保障
少額から検討
|
| 家族への思いやり緩和型 | 持病や通院歴があり、通常の死亡保険の加入に不安がある方 |
引受基準緩和型
持病がある方向け
|
| スマート共済 | 入院・手術・先進医療・死亡保障を必要に応じて組み合わせたい方 |
入院
手術
先進医療
死亡
|
※ スマートフォンでご覧の場合、横にスクロールで確認ができます
「家族への思いやり」は、万が一のときに家族へお金を残したい方に向いている死亡保険です。
50万円から300万円まで幅広いプランを選択できます。定年後に大きな死亡保障ではなく、家族への負担に備える死亡保障を検討したい方に向いています。
定年後は、現役時代ほど大きな死亡保障が不要になることがあります。しかし、葬儀関連費用や遺品整理費用、家族の当面の支出に備える目的で、死亡保障を残しておきたい方もいます。
「大きな保障はいらないが、家族に迷惑をかけないための備えは持っておきたい」という方は、まず保険料をシミュレーションして、毎月の負担を確認してみましょう。
家族への思いやりの保険料を確認
年齢・性別などを入力して、保険料を確認できます。家族と相談する前に、まずは目安を把握しましょう。
「家族への思いやり緩和型」は、引受基準を緩和した死亡保険です。
少ない告知で持病や既往歴がある方でも申し込みやすい設計になっています。
持病がある方、通院中の方、過去に入院や手術をした方は、保険の見直しをあきらめてしまうことがあります。しかし、引受基準緩和型であれば、通常の保険では不安がある方でも検討しやすい場合があります。
ただし、引受基準緩和型は通常の保険と比べて、保険料や保障内容に違いがある場合があります。申込み前に、保障内容、告知内容、保険金が支払われる条件を必ず確認しましょう。
持病があっても死亡保障を検討したい方へ
まずは資料で、告知内容や保障内容を確認してみましょう。家族に残す備えをあきらめる前に、検討できる選択肢を確認することが大切です。
定年後の保険見直しでは、死亡保障だけでなく、入院や手術への備えも大切です。
「スマート共済」は、入院保障を基本に、手術保障、先進医療保障、死亡保障を必要に応じて組み合わせて検討できる保険です。
最大の特徴は告知はたった1つだけで申込むことができる点です。
「死亡保障は小さくしたいが、入院や手術が心配」「持病があり、医療保障も検討したい」という方は、スマート共済を確認してみましょう。
特に定年後は、入院した場合の平均在院日数28.4日(※ 厚生労働省「患者調査」/令和5年)、入院時の入院費用自己負担額が約2.4万円(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(2025年度))を見ると、医療への備えを軽視しにくいことがわかります。死亡保障を見直すタイミングで、入院や手術への備えもあわせて確認することをおすすめします。
入院・手術への備えも確認したい方へ
スマート共済は、必要な保障を組み合わせて検討できます。入院・手術・先進医療・死亡保障の中から、今の不安に合う備えを確認しましょう。
定年後に生命保険を見直すとき、「解約するか、続けるか」の二択で考える必要はありません。
保険には、解約以外にも減額、払済、特約の整理、乗り換えなどの選択肢があります。
| 見直し方法 | 向いているケース |
|---|---|
| 継続 | 保障内容が今の目的に合っていて、保険料も無理なく払える場合。 |
| 減額 | 死亡保障が大きすぎるが、保障を完全になくしたくない場合。 |
| 払済 | 保険料の支払いを止めつつ、保障を一部残したい場合。契約内容によって利用可否が異なります。 |
| 特約の整理 | 不要な特約を外して、保険料や保障内容を見直したい場合。 |
| 乗り換え | 今の保障が目的に合っておらず、健康状態や保険料を確認したうえで新しい保険を検討したい場合。 |
| 解約 | 死亡保障や医療保障が不要で、貯蓄などで十分に備えられる場合。 |
注意したいのは、解約してから新しい保険に申し込むと、健康状態によって加入できない可能性があることです。
保険を見直すときは、先に新しい保険の申込み可否や保険料を確認し、その後に現在の保険をどうするか検討しましょう。
定年後の保険見直しでは、次の項目を確認しましょう。
□ 現在の死亡保障額はいくらか
□ 死亡保障は何歳まで続くか
□ 保険料は何歳まで払い続ける必要があるか
□ 保険料は今後上がるか
□ 医療保障は終身か、一定期間で終わるか
□ 入院・手術・先進医療への保障はあるか
□ 持病や通院歴がある場合でも見直せるか
□ 会社の団体保険は退職後も継続できるか
□ 配偶者の生活費に不足はないか
□ 家族に残したい費用を貯蓄で準備できているか
チェック項目に不安が多い場合は、今の保険をそのままにせず、死亡保障と医療保障を分けて整理することをおすすめします。
チェックリストで不安が残った方へ
死亡保障を残したい方は「家族への思いやり」、持病がある方は「家族への思いやり緩和型」、入院・手術にも備えたい方は「スマート共済」を確認してみましょう。
保険料を下げたいからといって、すぐに解約するのは注意が必要です。
解約後に健康状態が変わっていると、新しい保険に入りにくくなる可能性があります。まずは現在の保障内容を確認し、必要な保障だけを残せないか検討しましょう。
定年後に大きな死亡保障が不要になる方は多いですが、死亡保障を完全になくしてよいかは別問題です。
葬儀関連費用、遺品整理費用、未払い費用の整理など、亡くなった直後に必要なお金があります。これらを預貯金で準備できているか確認しましょう。
生命保険というと死亡保障に目が向きがちですが、定年後は医療保障も重要です。
公的医療保険や高額療養費制度はありますが、すべての支出が対象になるわけではありません。入院時の備品代、家族の交通費、差額ベッド代なども確認しましょう。
持病がある方でも、引受基準緩和型や限定告知型の保険を検討できる場合があります。
ただし、告知内容や保障条件は商品によって異なります。無理に自己判断せず、資料や重要事項説明書を確認してから検討しましょう。
A. 解約してよいかは、貯蓄額、配偶者の生活費、葬儀関連費用、医療保障の有無によって変わります。死亡保障が大きすぎる場合は、解約だけでなく減額や保障の見直しも検討しましょう。
A. 一律の金額では決められません。家族に残したい費用から、預貯金や退職金など準備済みのお金を差し引いて考えます。葬儀関連費用や遺品整理費用を家族に負担させたくない方は、少額の死亡保障を残す選択肢があります。
A. 健康状態や告知内容によって異なります。通常の保険が難しい場合でも、引受基準緩和型や限定告知型の保険を検討できる場合があります。プラス少額短期保険では、「家族への思いやり緩和型」や「スマート共済」が選択肢になります。
A. 家族にお金を残す必要が高い方は死亡保障を優先し、入院や手術への不安が大きい方は医療保障も確認しましょう。定年後は死亡保障を小さくし、医療保障を見直す方法もあります。
A. はい。保険料シミュレーションで毎月の負担を確認してから、資料請求や申込みを検討できます。定年後は保険料を無理なく払い続けられるかが大切です。
定年後の生命保険は、現役時代と同じ保障を続ける必要があるとは限りません。
子どもの独立や住宅ローン完済により、大きな死亡保障が不要になる方もいます。一方で、葬儀関連費用、遺品整理費用、配偶者の生活費、入院や手術への備えなど、定年後だからこそ確認したい保障もあります。
大切なのは、「何となく続ける」「何となく解約する」のではなく、今の生活に必要な保障を整理することです。
家族への負担に備えたい方は「家族への思いやり」、持病がある方は「家族への思いやり緩和型」、入院・手術・先進医療にも備えたい方は「スマート共済」を検討してみてください。
※ 申込前に重要事項説明書を必ずご確認ください
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